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                              | TOP>観賞と鑑賞
 
 日本語って難しいと思う瞬間がありますよね。
 
 特に漢字の意味とその言葉の使い方が実に複雑で、日常、会話で使っているような言葉でさえ、
 いざ、文章化する時にどっちの漢字を使ったら良いのかわからなくなったりします。
 
 次にあげる観賞と鑑賞にもこのようなことがいえるのではないでしょうか。
 
 果たして、この2つの漢字の使い分け方は?
 
 
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                              | 観賞 
 熟語そのものには「観て楽しむこと、よく眺めること」といった意があります。
 
 いっぽう「観」には、広い範囲を見回すという意味があります。
 このことから、一般的には自然の風物などをみて楽しむ場合に「観賞」を用います。
 
 例えば、「植物園でいろいろな草花を観賞した」や「ホテルの催しで無数のホタル
 を観賞した」などとなります。
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                        | 鑑賞 
 
 
                          
                            
                              |  | 「芸術性のあるのもを味わい理解すること」という意があります。
 
 また「鑑」の1字には「人が目を見張る」といった意味もあります。
 
 ということから、「鑑賞」は主に芸術作品などを、しっかりと味わう
 ということになります。
 
 例としては・・・
 
 「国宝級の絵画を鑑賞する」「クラッシク音楽を鑑賞する」など。
 |  他にも「冷静な心で見つめ本質を見極める」という意味の「観照」もありますし、、、
 
 あと、「感心して褒める」=「感賞」
 
 「功績ある人を褒め称え賞を与える」=「勧賞」の2つもわかりずらい「かんしょう」です。
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 |  さらに「他のことにしいて立ち入り関わる」=干渉などもありますので漢字は実に使い分けが難しいです。
 
 
 「映画」の場合で言いますと芸術性のある作品を味わい理解するという行為であることから良く使われて
 いる「鑑賞」を用いるのが正しいというわけですね。
 
 
                    
                      
                        | ◆まとめで~す◆
 
 「観賞」は【自然などをみて楽しむ】時などに用います。
 
 「鑑賞」は【芸術性があるものを味わう】などのような場合に用います。
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